レストランホームページ制作のポイントとコンテンツ例
投稿者: Kazuma Sonoda 投稿日:
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レストランホームページ制作のポイントとコンテンツ例
飲食店・レストラン向けWebサイト制作における重要ポイントを解説します。
1.ターゲットを明確にする
最も重要なポイントは、ターゲットを明確にすることです。ターゲット層が明確でないと、デザインもコンテンツもブレてしまうので、自分のお店がどのようなユーザー層なのかを考え、以下の部分を埋めていきましょう。
ターゲット層の明確化
- 年齢
- 性別
- 職業
- 収入
- 家族構成
- 住所
- 訪問の目的
例えば、居酒屋街の立ち飲み屋さんの場合を例に挙げてみます。
- 年齢: 34歳
- 性別: 男性
- 職業: 営業職サラリーマン
- 年収:400万〜500万円
- 家族:一人暮らし
- 住所:会社の近くに立ち飲み屋があり、自宅は3つ先の駅
- 来店のきっかけ:安くて美味しくて手軽な店を探している。昭和な雰囲気が好きでふらっと立ち寄れる店が好き。
上記のように、来店するお客様をできるだけ具体的にすると、どのようなユーザーが来店しているのか、それに合わせて自店の強みも見えてくるのでターゲットを明確にする作業をしましょう。
上記の場合では、、、
- 入店しやすく、回転率が高いこと
- 他店より単価が安い
- 昭和の雰囲気が漂う、ノスタルジックな店内
- 昭和を感じさせる懐かしい雰囲気の店舗であること
- 店内の雰囲気も昭和を感じさせるものであること
などが自店の強みとして活かせそうです。
2. コンテンツを充実させ、他店との差別化を図る
次に、お店の強みをユーザーに伝えるために、コンテンツ(画像や文章などWebサイト上のコンテンツ)を充実させます。基本的なコンテンツは以下の通りです。
他店との差別化を図るためのコンテンツ強化
- お店のコンセプト
- 料理・店舗・従業員などの写真
- 店舗紹介
- メニュー
- 従業員の紹介
- 注意事項
上記の項目の中で、自店の強みを活かしましょう。先ほどの立ち飲み屋の例でいうと、、、
- 安い・早い・美味しいを伝える
- 昭和の雰囲気が伝わる店内写真
- 親しみやすさが伝わる従業員紹介
レストラン・飲食店のホームページでは、特に写真のクオリティが重要です。見ているだけでお腹が空いてくるような美味しそうな料理の写真など、ユーザーにインパクトを与えるような素材を使用しましょう。
3. レストラン・飲食店のホームページに掲載する内容
レストランのコンセプト
コンセプトは短く、簡潔であることが望ましいです。例えば、日本食レストランでのコンセプトとして「季節の移り変わりを料理に込める」というモットーを掲げれば、短く簡潔でありながら旬の食材を使って日本料理を楽しむということが伝わりますね。
コンセプトは大きくして目立たせ、余白を生かして読みやすい文章に仕上げています。コンセプトはファーストビューのすぐ下に持ってくるケースが多く、様々なコンテンツに対して説得力を持たせていきましょう。
レストランの外観・内観写真
レストラン・飲食店のホームページには、必ずお店の外観や内装の写真を掲載する必要があります。どんな雰囲気のお店なのかがユーザーに伝われば、より来店しやすくなり、集客アップにつながります。
例えば、、、
- 家族で気兼ねなく会話を楽しめる雰囲気
- デートに最適な落ち着いた個室
- 宴会に最適な広々としたお席
です。
外観写真もお店の場所を探すヒントになります。入り組んだ場所にあるお店や、似たような通りが多い場所にあるお店は必ず外観の写真を掲載しましょう。
料理とメニュー
料理やメニューは、ユーザーがそのレストランや飲食店に行くかどうかを決める重要なコンテンツです。料理写真やメニュー欄はできるだけ充実させるようにしましょう。
料理写真は自分で撮影することもできますが、よりこだわるのであればプロのカメラマンに依頼した方がよりクオリティの高い仕上がりになります。
さらに、料理を作っているところ、提供しているところ、実際にお客様が食べているところなどの写真もあると、お店のイメージが伝わりやすいのでおすすめです。
ショップの営業日・営業時間
来店を希望するユーザーのために、営業日や営業時間を記載することが重要です。さらに、ラストオーダー時間や予約の可否などもわかるとより親切です。
ホームページを見て来店したお客さまが、、、
- 定休日であった
- ラストオーダーが過ぎていた
- 予約なしでは入店できないと言われた
このような状況が発生すると、二度と来店してくれないお客様も出てきてしまい、時間とお金の無駄になってしまうので、お店を存分に楽しみ、味わってもらえるように常にアップデートを怠らないようにしましょう。
スタッフ紹介
オーナーやお店で働くスタッフの紹介も、ユーザーにとって興味のあるコンテンツです。
- スタッフの顔写真や全体写真
- 背景
- お店への想い
最低でもこれらは紹介文に盛り込む必要があります。ただし、スタッフ紹介はお店の規模やブランドイメージによって柔軟に変えていくべきコンテンツでもあるので、何十人ものスタッフがいる場合は一人ずつ紹介する必要はありません。一人ずつ何十人も紹介していては、ホームページの訪問者は最後まで読んでくれなくなってしまいます。
ホームページに全スタッフの紹介を載せるかどうかは、お店の規模や雰囲気、スタッフの人数などと照らし合わせて慎重に検討し、必要ないと判断した場合はメインシェフやオーナーだけを紹介するなど、臨機応変に対応していきましょう。
お知らせ・ニュース
お知らせ・ニュースとは、お店の最新情報を発信するコンテンツです。
- 新メニュー、期間限定メニューの情報
- 営業時間の変更、臨時休業のお知らせ
- メディア紹介情報
など、告知やニュースはリアルタイムなコンテンツなので、SNSと連動させて情報を拡散させるとよいでしょう。
付帯サービスに関する情報
- テイクアウト
- デリバリー
- ケータリングサービス
などのサービスを提供している場合は、そのような情報も掲載しておくことをおすすめします。特に最近はテイクアウトやデリバリーサービスの需要が高まっていますので、サービスを提供している場合は忘れずに掲載しましょう。
いかがだったでしょうか。この記事ではレストラン業界におけるホームページ作成のポイント、ホームページに掲載すべきコンテンツ例について解説しました。
ホームページ作成を専門の制作会社に依頼する場合でも、今回解説したポイントを頭に入れておくことで、制作会社と長期的に良好な関係を築きながら、より質の高いホームページを作ることができるので、ぜひご活用ください。
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