英語のホームページ制作のポイントとコンテンツ例

Published by Kazuma Sonoda on

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英語のホームページ制作のポイントとコンテンツ例

デジタルマーケティング_アメリカ市場向けサポート

海外進出やグローバル化に対応するため、既存のWebサイトに加え、英文Webサイトを制作する企業が増えています。

しかし、英語サイトは主に外国人をターゲットにしているため、単に日本語のサイトを英語に翻訳するだけでは十分ではありません。外国人読者の目線に立ち、受け入れられやすいデザインや表現でWebサイトを制作する必要があるのが現状です。

そこで今回は、英文Webサイトを制作する際に気をつけたいポイントや、英文Webサイトでよく使われる英語表現について解説します。

1. 英語版ホームページ制作の流れ

英語版ウェブサイトの制作は、「ターゲットの明確化」「市場調査・現状分析」「グローバル展開戦略・運用指針の策定」という3つのステップで進められます。以下、各プロセスについて説明します。

1-1. ターゲットの明確化

ターゲットを明確にし、そのターゲットに合わせたWebサイトを構築する必要性については、英語でも日本語のWebサイトと何ら変わりありません。特に、特定の地域や属性をターゲットとする場合は、そのターゲットに合わせたWebデザインや盛り込むべきコンテンツを検討することが重要です。また、使用する英語もターゲットに合わせたものにする必要があります。

英語には大きく分けて2種類あります。アメリカ英語とイギリス英語です。同じことを表現するにしても、アメリカ英語とイギリス英語では使う単語が違いますし、同じ単語でもスペルが違います。当然ながら、慣れ親しんだ表現やスペルの方が、対象者に違和感を与えず、読んでもらえる可能性が高くなります。

しかし、特定の地域をターゲットにせず、グローバルなWebサイトを作りたい場合は、標準的なアメリカ英語が一般的です。

一方、日本人をメインターゲットにしたWebサイトで、「見た目がオシャレだから」という理由でメニューに英語を使うと、訪問者に正確な意味を理解してもらえない可能性があります。日本人をメインターゲットとするWebサイトであれば、日本語を使用するのが適切でしょう。

1-2. 市場調査・現状分析

すでにグローバルサイトが存在する場合、その開発状況やターゲット層などを分析します。この分析に基づき、作成する英語サイトの役割を調査・分析し、新規英語サイトの方向性を決定します。また、グローバルサイトを介さずに新たに英語サイトを作成する場合は、ターゲットとなる市場の調査を十分に行う必要があります。

1-3. グローバル展開戦略・運用指針の立案

英語サイトのグローバルWeb展開戦略について、基本方針を策定します。これに基づき、中長期的なWebサイト戦略・運用戦略を策定し、英語サイトのグローバル共通化(標準化)、パイロットサイト(標準化モデル)の必要性をこのプロセスで明確にしましょう。

1-4. サイト設計、UI/UX、デザイン

UI/UXの構造/設計とターゲットに合わせた的確な情報設計に基づき、Webサイトを構築します。ターゲットが特定の国・地域でない場合は、一般の英語ネイティブや英語を第二言語とする人たちにも理解しやすいWebサイトを目指す心構えが重要です。

1-5. コンテンツ制作

英語版Webサイト用の英語コンテンツを制作します。ただし、既存の日本語のWebサイトを英語化する場合は注意が必要です。すべてを英訳すればよいというわけではありませんので、英語サイトの目的、ターゲット、運用体制などに応じて英訳すべきコンテンツを絞り込んでいきます。英語コンテンツ制作の流れは、以下の通りです。

1-5-1. 翻訳者・ライターの選定

まず、翻訳者とライターの選定が必要です。翻訳者は、優れた翻訳スキルだけでなく、企業のビジネスやコンテンツに関する専門的な知識、そして翻訳するだけでなく、ターゲットにわかりやすく伝えるためのライティングスキルを備えていることが理想的です。そのため、英語のネイティブスピーカーであることやTOEICのスコアが高いことだけを理由に翻訳者を選ぶのではなく、業界知識や表現力などをテストして適性を判断する必要があります。

専門性の高いコンテンツがある場合は、コンテンツごとに複数の翻訳者を選定したほうがよいでしょう。こうした依頼に総合的に対応できるコーディネート機能を持つ会社に任せれば、各言語の専門性や特徴を踏まえて適切な翻訳者・ライターをコーディネートしてもらえるので安心です。

1-5-2. 編集・校正

翻訳者・ライターが作成したコンテンツは、そのまま英語サイトに掲載されるのではなく、別途コンテンツチェックを受ける必要があります。英語のネイティブスピーカーやバイリンガルのチェッカーを手配し、コンテンツの正確さだけでなく、ターゲットとする読者にとって違和感のない表現になっているかどうかをチェックします。また、固有名詞については、英語サイト制作の規定、用語集、既存サイトの規定に基づいたチェックが必要です。ブランディングのためにローマ字表記にしている企業もありますが、翻訳のブレを防ぐためにも、業界や企業特有の用語集をあらかじめ作成しておくとよいでしょう。

1-5-3. 承認と一般への公開

Web制作会社や社内のプロジェクトマネージャー、社内の各部署のチェックを経て、各コンテンツはWebサイトに公開されます。

2. 英語サイト制作に特化した3つの注意点

英語版Webサイト制作に特有の注意点として、以下の3点が挙げられます。

  • 保守・運用を前提とした組織体制を作る
  • 日本語サイトの直訳は避ける
  • 制作期間は日本語サイトより長めに見積もる

各注意事項の説明は以下の通りです。

2-1. 保守・運用を前提とした組織体制にする

英語サイトをリリースした後、更新すべきコンテンツがあるのか、ある場合はどのくらいの頻度で更新するのかを検討する必要があります。また、更新がある場合は、Web制作会社や翻訳会社などへの依頼の流れも決めておく必要もあるでしょう。さらに、英語での問い合わせに対応するための業務など、担当者の任命と組織体制の確立、サイト公開後に英語での問い合わせや更新が必要になったが、対応できる人材がいない、という事態を避けるための対処なども必要になります。

2-2. 日本語サイトの直訳は避ける

日本語話者と英語話者では、コンテンツの読み方が全く異なるため、既存の日本語サイトをそのまま英語に翻訳しても、日本語に翻訳した場合と同じような効果は得られないので、英語ユーザーにとって読みやすいデザインにしましょう。

日本語には表意文字(漢字)のほかに、ひらがな、カタカナがあり、比較的小さなスペースに多くの情報が含まれていても、一目で内容を把握することができるようになっています。そのため、日本語のメディアでは、できるだけ多くの情報を一カ所に詰め込んだデザインが好まれます。

一方、表意文字を持たない英語圏のメディアでは、すべての情報をアルファベット順に読まなければなりません。そのため、情報量が多すぎるデザインは英語圏の人にとって読みづらく、コンテンツに含まれる情報を把握しきれずにサイトを離れてしまう可能性があります。英語メディアでは、狭いスペースに情報を詰め込むのではなく、段階的に情報を提示する必要があるのです。

2-3. 制作期間は日本語サイト制作より長く見積もる

英語のWebサイトの制作は、日本語のWebサイトの制作よりも多くの人が関わるため、予定されていたスケジュールが1つ遅れただけでも、その遅れを取り戻すことが難しくなります。このため、制作にはあらかじめ十分な余裕を持たせておく方が無難です。
特に、翻訳作業開始前の工程に遅れが生じると、翻訳スケジュールだけでなく、翻訳者、ライター、チェッカー、プロジェクトマネージャー、社内各部署のチェックなど、翻訳作業に関わる多くの人の作業にも遅れが生じることになり、翻訳者、ライター、チェッカー、プロジェクトマネージャー、社内各部署のチェックなど、翻訳に関わる多くの人の仕事が滞ることになってしまい、遅れを取り戻すために他の業務の調整を余儀なくされてしまいます。

3. 英語版Webサイトを制作する際のWeb制作会社選びの2つの基準

英語のWebサイトを制作する際に、Web制作会社に依頼する場合、以下の2つの選定基準があります。

  • すべての工程をワンストップで行えること
  • 英語サイト制作の実績が豊富であること

それぞれの基準について、以下に説明します。

3-1. 全工程をワンストップで行える

英語サイト制作は、日本語サイト制作に比べて工程が多いため、各制作工程の担当者も増えます。できれば、ターゲットに訴求するための現地調査やマーケティングから、Webデザイン、英語翻訳、ライティング、コンテンツ制作、チェックまで、ワンストップで対応できるWeb制作会社がおすすめです。その都度、外部の翻訳者に依頼するよりも、同じ制作会社内でワンストップで対応できれば、時間とコストを削減することができます

3-2. 英語サイト制作の実績が豊富である

ホームページ制作会社に依頼する前に、英語ホームページの制作実績が豊富かどうか、どのような企業や業種の英語ホームページを制作し、どのような結果を残してきたかを確認することが大切です。

まとめ

英語サイトを制作する際には、日本語サイトをそのまま翻訳するのではなく、英語でコンテンツを読むユーザーに合わせたデザインにするようにしましょう。また、英語サイトの制作は、翻訳者やチェッカーなど英語を話せるスタッフが必要なため、日本語サイトの制作よりも時間がかかります。なるべく制作の全工程をワンストップで対応できるWeb制作会社を選ぶことをおすすめします。

aiTWorksでは、このような英語サイト制作をワンストップで対応します。英語サイト制作をお考えの方はお気軽にご相談ください。

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